施工管理従事者が解説!施工管理とは

建築現場

建設現場ではとても重要な役割を担う施工管理。そこで、仕事内容や、施工管理ならではの魅力や苦労についてご紹介します。

施工管理とは?

施工管理は資格がなくても従事することが可能です。

未経験の方でも建設業の仕事ができ、経験を積むことができます。

ただし、将来的に施工管理者として現場を取りまとめていきたい方は、「施工管理技士」の国家資格を取得するのがおすすめです。工事現場で実務経験を積むと、施工管理技士の受験資格が得られます。

受験資格については、大卒や高卒によっても年数の違いがあり、卒業した学校や学科でも違いがあるので受験の前に確認した方が良いです。

施工管理の平均年収について


施工管理の平均年収は約460万円で、全体の業種の平均よりもやや高めです。

300~500万円台の層が最も多く、次に多いのが300万円未満、500~600万円となっております。会社の規模によりますが、30代で600〜800万円台程度はもらえます。

施工管理は資格がなくてもできる仕事ゆえに、資格の有無で年収が大きく変わるのです。施工管理の上位資格である1級施工管理技士を取得していると、平均年収よりも高くなる傾向があります。施工管理職として年収アップを目指すのであれば、資格の取得は必須といえるでしょう。

施工管理の男女比について

建設従事者の女性の割合は5%と、男性社会のイメージが強いですが、最近では女性が働きやすように環境の整備をする会社も増え、女性が活躍する場が増えてきています。女性の目線で現場を見ることによりより良い建物ができれば良いなと思います。最近では、けんせつ小町というサイトがあり、建設業で働く女性を紹介したりしています。

施工管理の仕事内容

◇工程管理

工程管理とは、作業の進め方や作業員の人員、必要な重機の手配といった管理のことで、予定の工期を守るための重要な業務です。工程管理が上手くいかないと工期の遅れに繋がるため、工程表通りに作業が進んでいるかチェックすることが必要になります。

◇安全管理

安全管理とは、建設作業にあたる作業員の安全を守るために、必要な設備や環境を整える業務です。危険な現場で安全に作業できるよう、手すりや消化設備の設置、使用機材の安全点検など業務内容は多岐に渡ります。

また、危険な場所の看板設置、ヒヤリハットの周知徹底といった事故防止に役立つ環境作りも安全管理の重要な業務です。

◇品質管理

品質管理とは、建設で使用する材料の寸法や品質が、設計図書や仕様書にある規格を満たしているかを管理し、経済的に建設するための業務です。品質評価の対象項目を試験し、長期的な高品質を確保するための管理も行います。

また、完成時の建物の強度や密度が規定を満たしているかを管理することも品質管理業務の1つです。

◇原価管理

原価管理とは、建設現場における人件費や材料費の原価を計算し、決められた予算内に完成させるための重要な業務です。

予算と進捗状況によって発生する経費を把握・管理することで、予算との差異があるかどうかをチェックします。差異が生じた場合は状況を分析し、計画や工程の改善をして適正な利益を確保することも原価管理の大切な業務です。

施工管理のやりがい

◇仕事の需要があることの安定性

施工管理の仕事は新規建設だけに留まらず、老朽化による建て替えなど需要の高い仕事です。そのため、施工管理の職は簡単に衰退することはなく、建物がある限り仕事があるという安定性は施工管理職ならではの魅力でしょう。

◇高い給与と成果報酬

施工管理職は建設業の中でスキルが必要、かつ責任の大きい業務であることから、給与が高いという特徴があります。さまざまな管理は簡単な仕事ではありませんが、それ相応の評価があると大きなやりがいに繋がるのです。

また、施工管理において、工期の遵守や事故件数のなど、徹底した管理に対して成果報酬が発生する場合もあります。仕事の成果を強く実感できることで、施工管理の仕事はいかに魅力があるかが分かるでしょう。

◇形に残る仕事ができる

建設の仕事は後世に残る建物を作ることである為、完成した建築物はいわば「大きな作品」です。施工管理として建設に携わることで、作業員と力を合わせて作ったと胸を張っていえる大きな誇りとなるでしょう。

また、住宅の建設においては、お客様にとって一生に一度の大きな買い物です。満足いく住宅を建設するために管理に携わることで、お客様に喜んでもらえるのも、施工管理のやりがいといえます。

やめてしまう人の特徴

◇残業が多い

どの業界でも残業が発生する職種はあります。建設業もその中の一つです。

どうしても工期に間に合わせる為、職人さんに残業をしてもらったり、図面や資料を作ったり、急な打ち合わせが夜にあったりします。

基本土日は休みですが、土曜日は稼働している現場が多いです。

しかし、2022年に施行する建設業法の改革により、残業は月45時間以内(細かい設定はありますが)、土日は完全閉所になります。2020年時点でも、改革前から建設業全体で残業を減らす取り組みを行ってます。

◇コミュニケーション能力が低い

施工管理職は現場作業にあたる職人や作業員、発注元のクライアントとの打ち合わせなど、コミュニケーション能力が必須です。

ベテランの職人に信頼されるためには、自分の意見を言いつつ納得してもらう必要があります。

クライアントとの打合せでは、相手の要望を正確に把握しなければならないため、施工管理職は話す力に加えて、聞き取る力も必要です。

まとめ

工事計画が順調に進んでいくと、期日通りに建物が完成します。

つまり、施工管理者としての仕事が、重要であることは間違いありません。

難しい、大変な仕事である分、評価が給与に反映され、完成時の達成感は何事にも変えられない嬉しさがあり、客先にも感謝され、やりがいを身にしみて感じられます。

ただし、施工管理を目指すのであれば、自分が本当に向いているかをしっかり見極めましょう。

また、施工管理者としてキャリアアップを目指すなら、資格を取得が必須といえるでしょう。工事内容によってさまざまな資格があるので、現在働いている業務関する資格を取得した方が良いです。

以上。またね。

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